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人間に化ける伝説を持つアマゾンカワイルカ

3500万年前から姿を変えず、川で生息するアマゾンカワイルカをご存知ですか?

海で生息するイルカよりずっと古代から生息してきたと言われています。

不思議なことに、カワイルカには現地の人々に語り継がれる”伝説”があります。

アマゾンカワイルカの不思議な伝説をまとめました。

アマゾンカワイルカの伝説

まず、生態を紹介する前に気になる伝説から紹介します。

なんと!現地ではカワイルカのオスが魔物扱いされています。

イケメン男子に化ける

“アマゾンカワイルカは美男子に化けて人間の女性を妊娠させる”という伝説があります。

夜中にイケメン男子に化けて若い女性に近づき、妊娠させてイルカの姿になって川に帰って行く。

父親のわからない子供の多くはアマゾンカワイルカの仕業とされていました。

そりゃ魔物と言われるはずです。

美女に化ける

メスも美女に化けて男性を襲い、腑抜けにして川へ帰って行くという話もあります。

アマゾンカワイルカの伝説はオスもメスもチャラいですね。

伝説が生まれた理由

アマゾンカワイルカのオスの生殖器が人間の男性の生殖器に似ているため、このような伝説が生まれたとされています。

アマゾンカワイルカの特徴

アマゾンカワイルカの特徴を紹介します。

現地の人からすると恐ろしい存在ですが、実際は絶滅危惧種な尊い存在です。

アマゾンカワイルカの分類

哺乳網鯨偶蹄目アマゾンカワイルカ科アマゾンカワイルカ属。

生息する地域によってカワイルカは4種類に分類されています。

4種類のうち3種類が国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧種に指定されています。

アマゾンカワイルカの生息地

アマゾンカワイルカの生息地は、南アメリカのアマゾン川流域やオリノコ川流域です。

アマゾンカワイルカの大きさ

体長2~3m、体重150kgになります。

カワイルカの仲間では一番大きい種です。

アマゾンカワイルカの体色

アマゾンカワイルカの体色は、灰色や桃色です。

ピンク色は個体差があるようです。

ピンク色になる理由は2つの説があります。

・オス同士ケンカしてできた傷がピンク色になった。

オスは気性が荒くオス同士ケンカをします。

その時にかじったり、ぶつけあった傷がピンク色になるという説です。

ピンク色はケンカの証なので、よりピンク色の面積が多いオスほどメスにモテるという考えがあります。

・皮膚が薄く、血管が透けている個体がピンクに見える

皮膚が薄く、毛細血管が透けて見えている個体がピンクに見える説です。

実際、白い爬虫類などは、毛細血管が透けて少し薄ピンクに見えるので同じ現象です。

どちらにしても、野生下でピンク色をしていると天敵に見つかりやすいので、希少な種になります。

くちばしが長~い

アマゾンカワイルカのくちばしは、海に生息するイルカに比べて細長くとがった口を持っています。

長いくちばしのメリットは、川底の隙間に生息している小魚や甲殻類を捕まえるためと言われています。

泥の中から餌を見つけ出し、洗って食べます。

目が小さい

生息地の川が濁っているためほとんど目を使いません。

目が退化してしまい、つぶらな瞳をしています。

エコロケーションを用いる

アマゾンカワイルカのふかふかしたおでこから超音波のクリックスが発せられます。

超音波が対象物に反射し、反射音としてイルカに帰ってきます。

カワイルカはその反射音をあごの骨で察知し、魚や障害物までの距離や大きさを把握します。

首が柔らかい

頚椎がそれぞれ固定されていません。

人間でいうと、首の骨が一つ一つバラバラになっているという状況です。

海に生息するイルカは首が固定されていて、前後にしか頭を動かせないのですが、カワイルカは、円を描くようにぐるっと首を動かせます。

背びれがなくて胸ビレが大きい。

イルカの特徴、サメのような大きな背びれ。

しかし、カワイルカはそのような立派な背びれがありません。

その代わり、筋肉の発達した大きな胸ビレを持ちます。

大きな胸ビレが細かい方向転換を可能にすることで、狭い川の中での移動を可能にしています。

人間が原因で生息地が減少している。

アマゾンカワイルカの生息地は主に川です。

人間が、ダムの建設、工場の汚染水の排水、漁場、によって環境が破壊され生息地が減少しています。

アマゾンカワイルカを観察するには?

ピンク色をした可愛いアマゾンカワイルカを観察してみたくなったと思います。

では、日本ではどこで観察することができるのでしょうか?

動物園、水族館にアマゾンカワイルカはいるか?

日本でアマゾンカワイルカを飼育している施設はありません!

現地に足を運ぶ必要があります。

ピンクのイルカはどこで観察できるのか?

ピンクのイルカはアマゾンカワイルカ以外にも存在します。

主に東南アジアに行くとピンクのイルカを観察するツアーや、イルカショーがあります。

タイ、シンガポール、香港に行ってみましょう!

アマゾンカワイルカを見るにはアマゾン川に行くしかありません!

まとめ

生きる化石アマゾンカワイルカについてまとめました。

3500万年前から姿を変えず細々と種を保存しているアマゾンカワイルカのたくましさに感動です!